私が電磁波に感心を持つようになった理由

もう十数年まえのことですが、私と妊娠中の妻は川崎市のあるマンションに引っ越しました。7階建の6階ということもあり、そこそこの眺望を期待していたのですが、目の前の高圧線が気になりだしました。気にしだすとさらに気になり、いつの間にか高圧線を忌み嫌うようになってしまいました。

元々は鉄塔の並ぶ風景が大好きで、高圧線は私たちの生活を支えてくれている大切なものだとさえ思っていました。なのでせっかくの眺望を邪魔されることさえなければ、高圧線も鉄塔も、私たちにとっては風情のある景色の一部であり続けたはずです。

そのマンションに引っ越して数ヶ月後のある日、たまたまある情報番組をテレビで見て、電磁波問題について知ることになりました。

そして考えてしまったわけです。このマンションに住んでいる私たち、とりわけ生まれてくる私たちの子は一体、この目の前を通る高圧線の電磁波にどれほどの影響をうけているのだろう、と。気になったあげく、私は電磁波に関する何冊かの本を買い、読みあさりました。電磁波による健康被害がないという確証をどうしてもえたかったからです。

結局、日本国内の規準では問題がないことを知るに至りましたが、世界にはさまざまな見解があって、まだ完全には安心できないのかも。という曖昧な状態で当時の研究熱は一旦収まりました。そのマンションは3年間ほど住んだあと引っ越しましたが、特に健康を害することはありませんでした。

その後、風景の一部としての鉄塔や高圧線に対する私の好意的な感情は元に戻りましたが、電磁波問題に対する感心は依然、私のなかで燻り続け、いままで調べたことをサイトという形でまとめようと思ったわけです。